青戸病院での腹腔鏡手術ミスの医師三人に、有罪判決が出ましたね。
朝のニュースを見てたので所々曖昧な記憶なんですが、彼らは人を相手に腹腔鏡を用いる手術は未経験だったとか。
手術は医療機器メーカーの人の説明を受けながら行われたとか。
手術中ふざけた物言いがあっただとか。
検察側の主張を聞くだけで腹が立ってくること。
事件が表沙汰になった当初はこの話を聞いてもそう怒りを覚えはしなかったんですが(というか四年前のことなんで覚えてなかった)、なんだか今日は怒りがふつふつと。

以前(といってもわりと最近のこと)、胎盤癒着の剥離を行って患者が失血死してしまった事件がありました。
そのときの医師を県警が逮捕したことについて、医師会の面々が次々に抗議文を送ったとか。
刑事責任を科せられるほどの過失じゃない、仕方ないことだ・・・ってね。
私も、無知ながら医師の判断が犯罪の域だとは思えず、新聞のなかでの抗議と取れる文面に大仰にうなづいてみたりもしました。
他の大学病院の偉い先生たちも、興味津々に動向を見守っていた様子。

多分この話を聞いた後だからこそ、腹腔鏡手術ミスの話に腹が立ったんだろうな、と思います。
医師の責任の重さって怖い。
だからこそ、プライドを持ってやれる仕事なのかもしれないけれど。

ちなみに腹腔鏡手術の話は多分いろんなニュース欄で詳しく乗っていると思います。
胎盤癒着の話は、日本医師会のホームページの、「福島県立大野病院の医療事故問題について」という項目がわかりやすいかと。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索